■ ID | 163 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埋立地表面における地温とメタンフラックスの関係 |
■ 著者 | 山田正人
国立環境研究所 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 高橋伴幸 栗田工業 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第12回廃棄物学会研究発表会、平成13年11月2日 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物最終処分場は温室効果ガスであるメタンの人為的な発生源であり、地球温暖化枠組み条約に基づいてメタン放出量の推定値が報告されている。しかし、測定における労力が多大なこと等から、これらを検証する実測データが不足している。そこで、埋立地におけるメタンフラックスが、廃棄物層からの熱フラックスであると仮定し、赤外線サーマルビデオカメラを用いた地表面温度分布の計測により、少ない測点で効率的に埋立地全体のメタンフラックス分布を評価した。
埋立地表面温度は基本的に気温に影響されるため、地表面温度を気温との比(比温度)で示したところ、ガスフラックス(0.0001〜0.40L/min/m2)との間に正の相関が見られた。少ない測点で地表面温度とガスフラックスの関係を予め求めれば、サーモグラフにより測定される地表面温度分布より埋立地全体の地表面ガスフラックスを評価できることを示唆した。 |
■ キーワード | 最終処分場、埋立地ガス、メタンフラックス、地温、サーマルビデオカメラ |
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